学習指導
学びの主体は子どもたち。
見守る教育を推進しています。
子どもたちは21世紀の担い手です。
これからの子どもたちに必要なのは、未知の事態に遭遇したとき、
どう対処したらいいかを「自ら考え、自ら学び」そして、「自ら行動する」力です。
私たちは「学ぶ量を増やす」ことよりも
「自分で学びとろうとする力を育てていく」ことが
大切だと考え、実践を展開しています。
つなげる授業を目指して
私たちの授業は子どもたちの声が飛び交います。正しい答えだけではなく、そこに至る過程や気づいたこと、疑問に思うことを、友だちと共有しながら学ぶことを楽しむからです。必ずしも自分の考えを授業の中で伝えられるとは限りません。
しかし、授業が終わってから、ノートを見せ合ったり、黒板の前で友だちと考えを共有したりする姿が見られます。
また、その日の日記に自分の考えや分かったことをまとめたり、「友だちの説明がわかってうなずけて気持ちが良かった。」「次は自分も前に立ってみたい。」と綴ったりし、振り返ることで次の日の授業につなげています。
こうした姿は、本来子どもの持つ「学びたい」気持ちの表れです。子どもたちは、友だちと関わりながら日々の学習を通してものを見る目、考える力を養っています。ですから、私たちは子どもたちの「学びたい」意欲をつなげる授業の実践に日々研究を重ねます。
一人ひとりのその子らしさに寄り添いながら、安心して自分の考えを伝えることができる学習集団づくりを目指し、「自ら考え、自ら学び、自ら行動する子ども」に育てていきたいと思います。
教頭 桑山 永子