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2023.7.07

2023/06/30 くにたち原爆・東京大空襲体験伝承者講話

6月30日、くにたち原爆・東京大空襲体験伝承者講話から、安斎さんと二瓶さんをお招きし、6年生がお話しを伺いました。

二瓶さんは小学2年生の時に、当時住んでいた亀戸で東京大空襲に合われました。警報が鳴ると家族で防空壕へ逃げ、外に出ると町中が燃えていたことからお話しが始まり、家が燃えているだけではなく、死体があちこちに転がり、立ったまま焼かれている人と馬や、不思議な緑色の炎を体から発したまま立ち尽くす人を見た記憶、家族とはぐれてしまった後、交差点に大勢の人と逃げたが、自分に覆いかぶさっていた人はみんな焼け死んでいたことなどの話を聞く姿は、真剣そのものでした。

また、その時使われた焼夷弾がいかに残酷な武器かを、現物を見せてもらいながら聞きました。

全体でのお話のあとは、展示物を見せてもらいながら質問にも答えてもらい、資料で知る戦争から、体験者の生の声を聴くことでさらに現実味を帯びた学習となりました。

そもそも国立市は被爆地ではないのですが、市在住の被爆者による原爆の話が市内の小学校などで以前から行われていました。平和教育の一環として、この度6年生を対象に実施しました。

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