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2020/10/28 視点を変えれば(1・2年生 生活科)
今年も2年生の生活科では、1年生を招待して「おもちゃまつり」を実施しました。普段はごみとなる缶や空箱、牛乳パック等を活用し、おもちゃを作ります。自分たちが捨てたごみの行く末も勉強した2年生。人間が捨てたごみが、大きな問題になっていることも認識しました。作ったおもちゃを1年生に楽しんでもらうために、国語の授業で説明の仕方の勉強もしました。おもちゃまつり当日、印象に残っていることは、子どもたちの顔つきの変化です。いつもの様子とは違って、責任感のある引き締まった顔になっていました。責任感が出ると、必然的に協調性が増します。みんなで協力して成し遂げた達成感も得られた様子でした。2年生としての自覚もはっきりと芽生えたようです。おもちゃまつり後、余った材料はきちんと分別して捨てました。実生活でもごみが出たとき、ただ捨てるのではなく、立ち止まって、今回の活動が物の価値を考えるクッションになってくれることを願っています。
ただ捨ててしまうのではなく、視点を変えれば1年生を笑顔にする材料になる。おもちゃまつりを通して、たくさんの学びがあった2年生でした。
~以下の文章は、おもちゃまつりに関する日記を一部抜粋したものです。~
2年生:「おもちゃまつりで教える時きんちょうしました。みんないろいろなおもちゃでうれしそうにしていました。さいこうな一日でした。」「私は、一年生がうれしそうにわらっていたからうれしかったです。上手に教えられてよかったです。」「つぎは、今の一年生が二年生になって、一年生にやさしく教えてあげてほしいです。おもちゃまつり、大せいこう!」
1年生:「1ばんたのしかったのはドングリおとしです。2ばんめは、わりばしでっぽうです。3ばんめは、ビニールロケットです。どれもたのしかったです。」「ぜんぶやろうとおもったが、四つしかできなかった。ぼくは、もう925かい、いきたいと、おもった。」「らい年、ぼくたちがこれをやる日がたのしみです。」