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2022/03/29 輝く子どもたち特集①
春休み特別企画として、今年度の学園だよりに掲載された「輝く子どもたち」の記事を載せていきます。写真は最近の学園の様子です。春を感じつつ、今年度の「輝く子どもたち」を振り返っていきたいと思います。
~2021年度 学園だより 4月号より~
『作品を通して』 小林 あか里(3・4・6年図工担当)
今年は3月に暖かい日が多かったので、子どもたちが学校に登校し始めるよりもだいぶ早く桜が満開を迎え、国立駅の周りも校庭の桜もあっという間に葉桜になっていました。
昨年の今頃を振り返ると、緊急事態宣言に突然の休校、いつまでこの状況が続くのか、いつ子どもたちに会えるのか、不安な気持ちでいっぱいだったことを覚えています。
徐々に状況は変化し、少しずつ出来るようになっていったこともあれば、中止になってしまった行事もありました。
図工の作品づくりの一区切りでもあったしらかば祭は、昨年度は形態を大きく変えて開催することになりました。普段通りのしらかば祭では、児童鑑賞日にクラスごとに展示を回って見学をしていますが、昨年度は図工の授業で、展示鑑賞を行いました。
自分より下の学年の子たちの作品には、「こんな作品作ったよね」「なつかしい~」「これ、家に飾ってるよ!」
まだ作っていない上の学年の作品には、「これはどうやって作るんだろう…」「3色だけで描いているの?!」「やっぱりすごいなぁ」
もちろん自分の学年も、「みんなよく頑張ったよね」なんて話したり…。
他にも兄弟の作品を必死に探したり、ペアの子の作品を探して、友だちに報告している姿もありました。そして、特によく見るように伝えた進級後の学年の作品は、子どもたちもとりわけ真剣に鑑賞していました。きっと、どうやって作るのかという興味や、来年自分はどんな作品を作ろうかなという期待、いろいろな思いに満ちていたのだと思います。
これからもどうなるか分からない不安はあるだろうけれど、希望を持ってしっかりと前を向いている子どもたち。
今年はどんなことができるのか、どんな作品に出会えるのか、楽しみです。