2023/09/22　広島での表彰式典　

夏休み中に、『夾竹桃物語ーわすれていてごめんね』絵画・書道・読書感想文コンクール受賞式典が広島にて行われました。「広島に投下された原子爆弾で失われた命はにんげんだけではなかった。」と命の尊さを伝える絵本を読み、本校では毎年コンクールに参加しています。2年生は感想絵、3年生は感想文部門でコンクールに応募しました。本校からは4名の児童が受賞し、2名が広島の式典に招待され、出席しました。また、表彰式だけではなく、平和記念式典にも参列しました。写真や、日記から、特別な経験をして来たのだと伝わってきました。

～2年生日記より～

『ひょうしょうしき』

今日、「きょう竹とうもの語」ひょうしょうしきがありました。わたしは、作しゃとくべつしょうで、作しゃの「お方しゅんぺい先生」がえらびました。お方先生は前からべんごしをしていました。その大しん友が会場にかけつけてくれました。それはなんと、やきゅうのきょ人のはらかんとくでした!!はらかんとくは、ゆめをもってがんばってほしいと思います、みたいなことを言っていました。ひょうしょうしきでお方先生は作しゃとくべつしょうの人にコメントを言いました。わたしには、「心がぱぁっとあかるくなる絵です。」と言われました。コメントを言ってみんなに絵を見せていました。うれしかったです。

～3年生日記より～

『広島旅行』

一日目。妹が飛行機に乗ったことがないので、広島まで飛行機で行くことになりました。私は二回目ですが、り陸もスリルがあるし、雲の上にいるのが不しぎです。広島はあつくて外国人がたくさんいました。とまった所はグランドプリンスホテル広島で、今年、サミットをした所です。ここにも外国人がとまっていて、いっしょに千ばづるをおったりしました。

『広島見学』

二日目。平和記念公園資料館、原爆ドームを見学しました。いっしゅんにして、これまでの生活がなくなって、大切な人をなくした人、体がやけただれて、毎日いたみが何年も続いた人、自分だけがたすかったとなやむ人…じごくのはじまりでした。ロシアとウクライナのせんそうが早く終わることをねがいます。この後は、あつくてあつくて、リーガロイヤルホテルに帰りました。二十一かいのまどから見たまちのけしきは広島じょうを中心にぜっけいでした。よくここまでになったな～と広島の人の力を感じました。

『じゅしょう式』

三日目。今日はきょうちくとう物語～わすれていてごめんね～のじゅしょう式が平和記念式典の後ありました。朝四時半に起きました。式場には歩いて行きました。全部で二時間ぐらいかかったけれどあつくてあつくて言葉もでませんでした。私は「国際文化財団賞」をもらいました。すごくどきどきしたけれど、うれしかったです。サプライズで野球のはらかんとくがお話してくれました。帰りのレストランでは「岸田総理」に会ったので、「私も式典に出ました。」と話しかけたら、いろいろお話をしてくれてあくしゅをして写真もいっしょにとりました。私にとってこの三日間は、とても貴重な三日間でした。いろいろな仕事も知りました。通訳、キャビンアテンダント、ホテルマン…何もかもが目新しくて楽しい毎日でした。